公開日:2026/08/05
【活動報告】160kgのカジキマグロを子ども食堂へ寄贈|第37回 与那国島国際カジキ釣り大会

2026年7月3日(金)から7月5日(日)、沖縄県与那国町・久部良漁港で開催された「第37回 日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会」に、私たち STANDING SOUL🄬/チーム立釣魂 が参加しました。
釣り上げたのは160kgのカジキマグロ。チームの仲間である迎里愛翔(むかえざと・まなと)——与那国島で生まれ育った高校生アングラーの一尾です。
ただ、160kgという魚は、チームで分けても、一つの家庭でも、とても食べきれる量ではありません。「この魚を、どこへ届けるか」までが釣りだ——そう考えて、食品寄贈プラットフォーム「フードブリッジ」を通じ、東京都内の子ども食堂・地域支援団体へ寄贈しました。
そして届けた先から、思いがけずたくさんのお礼の言葉と、料理の写真が返ってきました。この記事では、その一部始終をご報告します。
取り組みの概要
大会名
- 第37回 日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会
開催日
- 2026年7月3日(金)〜 7月5日(日)
開催場所
- 沖縄県八重山郡与那国町 久部良漁港
釣果
- カジキマグロ 1本(重量 160kg)
釣り上げた人
- 迎里愛翔(むかえざと・まなと)/チーム立釣魂・与那国島在住の高校生アングラー
寄贈の仲介
- 食品寄贈プラットフォーム「フードブリッジ」
寄贈先
- 東京都内の子ども食堂・地域支援団体
お届け
- 2026年7月12日(日)〜13日(月)にかけて各団体へ到着
日本最西端の島で行われる、国際カジキ釣り大会
「日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会」は、黒潮の流れる日本最西端の島・与那国島の海を舞台に行われるカジキ釣り大会です。国内外の釣り愛好家や観光客が集まり、トローリングの部・磯釣りの部などで釣果を競います。
単なる釣り大会ではありません。与那国島の海洋レジャー・観光・漁業の振興、そして地域活性化につながるイベントとして、島に根づいてきた大会です。今回で第37回。私たちにとっても、いつか立ちたい舞台のひとつでした。
釣り上げたのは、島で育った高校生アングラー・迎里愛翔
160kgのカジキマグロを獲ったのは、チーム立釣魂のメンバー迎里愛翔(むかえざと・まなと)。与那国島を拠点に活動する、まだ高校生のアングラーです。
幼い頃から島の海で釣りに親しみ、カンパチ・マハタ・クエといった大物釣りで実績を重ねてきました。地元の海を誰よりも知る人間がチームにいる——それが今回の大会でも、その後の寄贈でも、大きな力になりました。生まれ育った海で結果を出し、その魚を島の外の子どもたちにまで届けた。チームとして、これ以上ない一尾だったと思っています。
160kgを、どこへ届けるか
大物を釣り上げた瞬間の高揚は、釣り人ならだれもが知るものです。ただ私たちは、そこで終わりにしたくありませんでした。160kgのカジキマグロは、私たちが抱えるには大きすぎる恵みだったからです。
そこで活用したのが、食品寄贈プラットフォーム「フードブリッジ」です。食材を必要としている子ども食堂や支援団体と直接つながり、どこへ何が届いたかを記録として残せる仕組みがあります。カジキはその場でさばいて柵にし、冷蔵で梱包。東京都内の子ども食堂・地域支援団体へと発送しました。
カジキが、子ども食堂へ届いた日
※お写真の掲載は、寄贈先の団体さまの承諾をいただいたうえで行っています。配送伝票など個人情報にあたる部分は加工しています。
届いた先からの、お礼の声
2026年7月13日(月)、寄贈先のみなさまから届いたメッセージです。私たちが釣った魚が、どんな料理になって、誰の食卓に並んだのか。ここまで見せていただけたことが、何よりうれしいことでした。原文のまま(一部のみ読みやすく整えて)ご紹介します。
「旦那が唐揚げが美味しいと言ってます。いつもの魚よりジューシーに感じます。時期ですかねえ。」
— 子ども食堂スタッフのご家庭より(ソムリエのご主人と栄養士の奥さま)
「おいしいカジキマグロありがとうございました! 教えていただいたようにバターソテーにして、家にあった冷凍うどんと野菜でレモン汁を回して洋風焼きうどんにしました。今回のカジキマグロもふっくら美味しいです! ありがとうございました!」
— 子ども食堂をご利用のご家庭より
「今日はありがとうございました! カジキマグロのステーキにして、ニンニクねぎえのきソースをかけました。とても立派な、美味しいカジキマグロ! 家族でいただきました!」
— 子ども食堂をご利用のご家庭より
「昨日は、ありがとうございました。ひとり親家庭のお母さん達は、カジキマグロに大喜びでした。凄くたくさんありましたので、カットして、冷凍しました。ありがとうございました😊」
— 子ども食堂スタッフより
唐揚げ、バターソテー、洋風焼きうどん、ステーキ、あんかけ弁当。私たちが想像もしなかった料理に化けて、たくさんの食卓に並んでいました。与那国の海で上がった一尾が、東京の家庭の「今日のごはん」になりました。
コメント
STANDING SOUL🄬/チーム立釣魂
「与那国島の海で釣り上げたカジキを、子どもたちや地域の方々に届けることができ、大変うれしく思います。釣ることの喜びだけでなく、その魚を必要としている人に届けるところまでを大切にしたいと考えています。今回の取り組みをきっかけに、釣りと社会貢献がつながる新しい形を広げていきたいです。」
迎里愛翔
「自分が育ってきた与那国島の海で釣れた魚が、子ども食堂などを通じて多くの人に食べてもらえることをうれしく思います。与那国の海の魅力や、釣りの楽しさをもっと多くの人に知ってもらえるよう、これからも挑戦していきたいです。」
食品寄贈プラットフォーム「フードブリッジ」について
今回の寄贈を実現してくれたのが、食品寄贈プラットフォーム「フードブリッジ」です。
フードブリッジは、食品を寄贈したい企業・団体・個人と、食材を必要とする子ども食堂や福祉団体などをつなぐプラットフォームです。食品の受け渡し情報を記録して寄贈の流れを見える化することで、安心・安全な食品寄贈の仕組みづくりを目指しています。
釣り人にとって「獲れすぎた」は珍しいことではありません。けれど、それを必要としている人に届ける手段を、私たちは今まで持っていませんでした。どこの誰に届いて、どう使われたのかまで分かる。今回いただいたお礼の声も、この仕組みがあったから届いたものです。同じように「せっかくの恵みを無駄にしたくない」と考えている方には、ぜひ知ってほしい取り組みです。
よくある質問
Q. 釣った魚を子ども食堂に寄贈することはできますか?
A. できます。今回は食品寄贈プラットフォーム「フードブリッジ」を通じて、160kgのカジキマグロを東京都内の子ども食堂や地域支援団体へ寄贈しました。釣り上げた場で柵にして冷蔵梱包するなど、食品として安全に届けられる手順を踏んでいます。
Q. 与那国島国際カジキ釣り大会とはどんな大会ですか?
A. 黒潮の流れる日本最西端の島・与那国島を舞台に開催されるカジキ釣り大会です。国内外の釣り愛好家や観光客が集まり、トローリングの部・磯釣りの部などで釣果を競います。与那国島の海洋レジャー・観光・漁業の振興、地域活性化にもつながるイベントとして開催されており、2026年7月3日〜5日に第37回が行われました。
Q. 160kgのカジキマグロはどんな料理になりましたか?
A. 寄贈先からは、唐揚げ・バターソテー・洋風焼きうどん・ステーキ・あんかけ弁当などにして召し上がったとご報告をいただきました。
Q. チーム立釣魂とはどんなチームですか?
A. STANDING SOUL🄬 が擁する、巨大魚とのスタンディングファイトにこだわる釣りチームです。クロマグロ、カジキ、泳がせ釣りなどを中心に、船上で魚と正面から向き合うスタイルを大切にしながら、釣りの楽しさと挑戦する姿勢を発信しています。
Q. 今後も寄贈の取り組みは続けますか?
A. 続けます。釣りを通じて得られた自然の恵みを、地域や子どもたちの食につなげる活動を今後も継続してまいります。取り組みの内容は「お知らせ」ページでご報告していきます。
釣行会・イベントについて
STANDING SOUL🄬/チーム立釣魂では、親子向けの釣り体験から本格的な大物釣りツアーまで、経験レベルに合わせた釣行会を開催しています。開催予定は「ツアー・イベント」ページでご案内していますので、ぜひご覧ください。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
関連ページ:チーム立釣魂について / 【開催レポート】夏休み 親子釣り体験 in 下田・神子元島
本件に関するお問い合わせ:STANDING SOUL🄬/チーム立釣魂 担当:佐野 メール:support@standing-soul.jp